素直に辞めるあなたが好きらしい

柳沢厚生労働大臣が、「hogehoge...女性は生む機械...hugahuga」とかいう発言をしたとかで世間が騒がしいですが、それに対してピースボートの方々が嫌み半分でだか知らないけど、チョコレートをプレゼントしたらしい。そこに、「素直に辞めるあなたが好き」とか書かれてたらしい。
件の大臣はこれを収めたんだろうか。こんなもん貰っちゃちゃあ男が廃るってなもんですがそうもいかないんでしょうね。
というかこんなことしてもやっぱり世間の支持は得られないと思うんですよね。こういう皮肉を大っぴらするたびごとに訴求力を失ってくと思うのですよ。そういう程度の連中かということで。まあネタにしても下品すぎる。そもそもの「生む機械」にしても前後の文章の中からぶっ叩くのに都合のいいように作為的に編集された感が凄いするのですよね。確かに女性は子供を産む機能を持ってる訳で、機能的には確かに「生む機械」なのですよ。人格というものを排除して、性差だけで男女を論じた場合。少子化を考えた場合には、一体どのくらいの人が子供を産めるのかというのを理屈で考えた場合はそうなるのは当然な訳で。少子化について数値的に議論を行うにあたって、統計的な話になる訳だからそこに個々人の人格だとかなんて入り込む余地はないのですよ。統計っていうのはそういうのに対して敢えて興味を持たないことで何らかの知見を得る為の学問なんだから。大体からして数理生態学とか植物の数も動物の数も人間の数も数値としか扱ってねーっつーの。まあこれも理系の考え方が世間から乖離していることの端的な一例なのかもしれないけど。
それに男は子供産めないからね。大体女子が、「子供は欲しいけど結婚はしたくない」と言うのは何となく許されるけど、男子がそういうこと言ったら変な目で見られるでしょ。まあ勝手にやってろっていうことですけど。
それにしてもマスコミの方々の作為的な編集と、ピースボートの中の人達のセンスには笑わされるばかりであります。
あと因に俺は上の、「産む機械発言」を擁護するつもりも、今の内閣を支持する心算も、ピースボートの存在を批判する心算もありません。ただ単に発言した人の意味を汲み取らない報道の仕方に疑問を持ったり、それに対する品性のない批判に疑問を持ってるだけです。

重さ3.5キロ。表面には「素直に辞めるアナタが好き」とのメッセージ。メンバーは「きっとお返しは3月14日にあるはず」と、1カ月以内の辞任に期待を寄せる。
http://www.asahi.com/life/update/0214/008.html