第15相目の水の状態が発見されたらしい

ー143度に温度を下げて、1GPaまで加圧するとみっしりとした固体相が形成されるらしい。予言されていたと言うけれど、これはMDとか、そういうので計算したんだろうか。まさか平均場の理論とか、繰り込みとかでは出てこまい。
そして1GPaっていうと1気圧の大体104倍なんだけど、そんな圧力容器どうやって作ったんだろうか。謎。100MPaくらいならそこらのエンジンとか、その辺でも起こるけど、それもそれなりに加工は気を使うし、やったら硬いもんを使って、母材を厚くしてるよなあ。
そして14まで水の相があることにビビる。しかしこういう相変位の、所謂、相っていうのはどうやって定義するんだろうかとたまに気になる。そういうことで実家に帰って相転移の本でも持ってこようかなあ。de Gnennesのはちと印象的すぎるからGephaltとか、その辺が良いのかも。
繰り込みも中々良いテキストがなくて、勢いOrzagとかYakhotとか、俺はその辺に行きがち。

http://wiredvision.jp/news/200909/2009091523.html