改軌とか無理じゃね

一応釣られてみる。

これを考えさせられた契機は先日の台風18号。首都圏のほとんどの私鉄は運行しているのにJRだけが全面的に止まってしまった。風が吹くと止めることになっているらしい。それはJRが狭軌である以上仕方がないことらしいが、非常時にこそ公共交通機関正常運行が求められるのに困ったことである。
http://www.yochomachi.com/2009/10/1014-today.html

これって、標準軌とか狭軌の違いでなくて、単純に鉄道各社の雨とか風のときの停止の安全基準の違いなんじゃなかろうか。一応、嘗ての鉄研、ではなくて、日立なり川崎なり日本車輌が頑張って狭軌の車両でも標準軌の車両と同じ程度の走行安定性を手に入れたことになっているので、そうなるとJRと私鉄の安全基準の違いでそうなるってことなんじゃないですかね。
それより改軌の方がリニア新幹線より重要だとかいって、そりゃ無理じゃねと思うのですよね。
確かに京成が都営浅草線と直通運転するときに、全線を馬車軌から標準軌に改軌しているけどそれは乗客数が少なかったから可能だった訳で、今みたいに複々線の路線が数多くあり、終電から始発までの時間が3時間強しかない状況で、夜間作業で改軌とかどうやら無理そう。
その他にも機械を全部替えないとですし、莫大な金と時間がかかりますよねという話です。