実験, 実験, ..., 実験

無限回の実験はできないので、実験の回数は自ずと有限回に収束する。だから最後は蓋をしなきゃいけないっすね。そろそろ修論もキナ臭くなってきました。でも今のところ楽勝なふりをしています。
取り敢えず計算機を回して、片手間に実験をしてます。
そして前やった予備実験のログをこの日記のディレクトリ内検索で探して昔の成功例を思い出したりしながらやります。
実験ノートを買っても実験ノート付けない人なんで勢いこういうログは重宝します。
パブリックに公開するのが躊躇われるという人もいるかもしれませんが、僕のいる専攻は十分に成熟してて住み分けもほぼ収束しているのできっと誰も僕のアイディアをパクろうなんて人はいないはず。なので公開しても痛くも痒くもねーっす。
まあ逆に言うとやってもやらなくても、誰も喜ばないようなことを研究してるってことでもあるんですけどねー。あー俺って穀潰し?(いや、穀潰しに違いない。)


あー、実験の計測と制御のうち計測が昨日から仲々上手いこと行かなくて困ってたんだが、なんとなくデータロガーに使ってるPCを再起動したり、接続端子をファミコンのカセットの端子宜しくフーフー吹いたりしてたら上手いこと測定ができるようになった。
原因は、謎。
制御はCOM1でやってて計測をCOM3でやってるんだが、うまくいかないときは計測をCOM3に繋いでる心算なのにPC側で勝手にCOM5に計測を割り当ててたのが問題かと思われる。っつーかUSBが何番目の拡張ポートになるのかなんて分かんねーよ。RS232とかだったら上から何番目は何番目のポートとか分かるんだけどさ、最近のノート電卓ってば色んなところにUSBのコネクタがくっついてるんで、何が何番目かとかをマニュアルで指定するときに若干困る。
まあマニュアルでそういうことやるのは本当に要素技術の開発や科学実験のときにしかやらないんだけど。windowsではね。Linuxではままあるんですが、最近のLinuxは勝手にマウントしてくれるお利口さんなOSに生まれ変わってしまったんで、そういう過去の悪戦苦闘の記憶は本当に現場で役に立つ経験ではなくなりつつあるんだなこれが。
そう考えるとメインテーマの他に何かサブテーマのようなものを抱えて常にいくつかのネタを放出できるように心掛けておくのが重要になるんだなあと。最近先輩の研究者の人やボスと話してて思うっす。
やっぱね、重要なことは客商売じゃないんでこっそりこそこそ影でやり、受けそうなことは前面に押し出しておく。そういうやり方がここ数年は続くんだろうなあ。
世知辛い世の中だぁー。


コンタミしないように白衣を着てみる。
しかしながらこれも気分の問題でしかないことは自明である。
それにしても俺ってマジで白衣似合わねーな。


実験すると変なテンションになる。
先ず白衣を着て怪しい科学者のコスプレをするのがおかしい。そして実験の待ち時間に跳んだり跳ねたりストレッチしたりするのがもっとおかしい。そして椅子に胡座かいて座って、腕を使い前に進んだり後ろへ戻ったりして「並進の自由度を手に入れますた」とか、ぐるぐる回って「回転の自由度を身に着けた」とか、腕をフニャフニャと靡かせたり、体を揺すったりして「振動の自由度ゲットォー」やってるのはものすごく変だと思った。
何かダメだ。実験は人をおかしくするね。月夜でもないのに。酔っぱらいですか俺はと...(ry