遥動散逸定理

擾乱Aが与えられたときの応答Bは線形の範囲では
  \langle\frac{2\pi}{ih}[B(t')A(t)]\rangle\theta(t'-t)
で与えられる。ここでθはHeavistiteの階段関数で、因果律を示している。これをT積という形で、
  T[B(t')A(t)]=\{\array{B\(t'\)A\(t\) & \(t'\lt t\)\\A\(t\)B\(t'\) & \(t\lt t'\)}
という形であらわせる。これは擾乱を与える前は何も起ってないとか、擾乱を与える順番を考える上でこのような表式を用いることがある。
そして、その平均値は経路積分で与えられる。とかいう話をしていった。