芋の蔓の引っ張り方とか決定論的カオスとか

芋蔓式とはいえ、芋の蔓を途中で切っちゃったり、別の芋から派生している蔓を本来引っ張ってる蔓と混同して引っ張ったら全く意図しない芋が収穫されてしまうわけで、一口に芋蔓式といっても中々繊細さを要求されるのであります。
まあカオスとか何だとか言って難しい説明をうだうだ書いてる本もありますが、要するに芋掘りと同じです。
芋堀したことある人なら分かるかもしれませんが、土を掘ってって、芋を一つ捕まえるわけですよ、最初は。で、芋ってば地下茎でもこもこ増えてく作物なので、その芋にくっついてる蔓を辿ると最初に見つけた株の芋と同じ株から生えた芋を見つけることが出来る。それが芋掘りの基本です。
で、ここでなんかの調査のためにある株から派生した芋全部を土の中から摘出したかったとしよう。
そうすると必然的に芋の蔓を辿ることになる。
でも芋畑って言うのはけっこう密に植えてあるので、蔓を辿る過程でうっかり本来自分が注目している株の隣の株から派生した芋蔓をたどってるかもしれない。そして、別の株の芋を取り出すこともあるかもしれない。
こういうのを小難しくやろうとするとカオスになります。