科学、若しくは哲学に於けるコミュニケーション形態の変遷について

昔は本とか雑誌とかが今程用意に入手できた訳ではなかったので、科学だとか哲学だとかは金持ちの暇人の手慰みだったのですね。それが活版印刷の発明によって出版技術が飛躍的に向上して参照できる文献の数が飛躍的に向上して研究での効率が飛躍的に向上してきましたねっていう話です。そしてPhilosophical Transaction of Ryal Societyの名前なんかも出てきたりして。そしてこれが欧米の学位が、医学、神学、哲学にそれぞれ袂を分かった経緯なのだろうなあとか思ったりなんかして。
まあそんなこんなでこれまでの要素還元主義的な科学は進歩してきたんですが、それから後のことは良く分からんって感じみたいですね。
まあ僕は算数と流体にしか興味がないんで、学際的だとか、総合的っていわれてもちっとも興味がわかないんですけどね。そういう素養が自分に備わってるのは重々承知しているのですが、なんつーかまあそういうのって大風呂敷の広げ合みたいになるのは目に見えてるのであんましやる気がしないのです。まあ御大と称される方々は今後はそういう方法が有力になるだろうみたいなことを良く言いますがね。僕は抽象論で動けるほど年寄りな心算はないので生暖かくヲチする感じです。
それでもコペルニクスの話から、Royal SocietyやNewtonの話くらいまでは面白く読めます。こういうことがあったんだなあって。そこから先のオンラインジャーナルとかの話はまあ知ってることなのであんまし新鮮みはなかったかも。

http://home.hiroshima-u.ac.jp/nkaoru/minerva.html