一方ソ連は鉛筆を使った

有名なコピペです。

126 名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/27(木) 09:33:02.83 id:CQ6V8TiL0
アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、
無重力状態ではボールペンで文字を書くことができないのを発見した。
これではボールペンを持って行っても役に立たない!
NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、
どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!


一方、ソ連は鉛筆を使った。
http://www.asks.jp/users/hiro/5297.html

それでまあこれのオチというか、ネタは、

世の中、物事を難しく考えすぎる人がたまにいるのですね。

「専用アプリケーションの開発が」
vectorに似たようなのがのフリーであったっすよ。」

(同上より引用)

なのですね。
特に車輪の再発明が嫌いで、時間の無駄だと思う僕としては自前で作ることの意義が良く分からん訳です。まあそれはそれで色んな仕組みが分かるんだろうけどさ、二度目以降はそんなの必要ないでそと。まあ必要に応じて既往のシステムを流用するのが良いのか自分で開発した方が良いのかを判断してやるのが良いんでないということでございます。
色んなパッケージを使うことの利点としては精度が良かったり、既に使われてるという実績があって自分で何も考えなくても済むことで、一方欠点としては使い方を覚えるのに時間がかかるというのがあります。
自分で何でもかんでも作っちゃうのとしては、開発におっそろしく時間がかかるということが一番に挙ります。それと精度の保障、品質の保証が難しいっていうのがあります。が、何よりも時間が掛かるのが一番の悪な訳ですよ。アルゴリズム考えて、フロー作って、コーディングしてって。しかもそれを実装するべきはまた先にあったりして。
なのですが、自分でやることのメリットはパッケージを使っただけでは出来ない機能をつけるということにあるのですね。と思いきや、実は同じことを考える人は沢山いる訳で、マニュアルを良く見るとあれもできるこれも出来るということが後々分かる訳で、まあ平たく言ってしまえば自分でやることのメリットは人の作った流儀に従わずに済む程度のものな訳です。
としたら、そんなもん圧倒的に人の作ったものを借りてくれば良いっていうことになる訳です。ということで自分で線形代数の計算や特殊関数のコードを組むなんてかったるいことしないでLAPACKなり何なり使えやっていうことですね。そこから先の方程式を解く所が自分の仕事であるということを努々忘れるなということですかね。