日本のオリジナリティ

これまで色んな工業製品について日本が最初に開発したものがなくて、全部外国のパクりだというのが結構ありました。俺が高校の頃までそういうのは結構聞いてたような。それに対して、そうでもないんでないというのがあるようです。

そのイノベーションを尊ぶはずの合州国の食い物が不味いのはなぜか。飲み物一つとってもコーラとペプシぐらいしか選択肢がないのはなぜか?映画は面白くてもマンガが文化になっていないのはなぜか。
むしろ新しいものに飛びつくという点において、日本人の右に出る者はほとんどいない。私が言ったのではない。日本に来た外国人が口を揃えて言うことである。「世界を変えた発明」のはずのYouTubeを最も利用したのも日本人ではないか。
特許の申請数。新製品の点数。新番組の点数....およそありとあらゆる指標は、日本の新しいものを生み出す力が強いことこそ示しても、弱いことはどこにも示していない。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50694108.html

これに続きアメリカと日本の大人の尺度についての考察がなされてます。もっともなことだなあと。
でも今日に至るまで、ってゆーかちょっと前くらいまで、それこそ半導体とかくらいまでは全部パクリで、それの品質を上げることでタッチアップしてきたことも事実な訳で。それに今でもソフトウェアはWindowsアメリカだし、Linuxも日本ではないし、そもそもUnixアメリカだしということでソフトウェアも後追いな訳で。でもTronがあるじゃねーかと言いたくなる所ですが、敢えてここは心を鬼にして、何それ?とか言ってみる。さらにお勉強の世界でもそういうことがあったりなかったりして。
というので考えると、日本できた新しいものって、電気炊飯器とゲーム機くらいじゃねーかなあ。まあそれだけあれば十分だけどね。
で、これだと余りにもあれなオチだなあ。まあでも半導体が出たあたりでもうハードウェアで勝負みてーのは無くなった訳だから、どういう組み合わせをするかっていう所で勝負するときに日本人的な何かっていうのが勘所になるんじゃね?っていうことで良いのかなあ。どーでもいーんだけどさ。あと大人は真面目いつからのことなんですかね?不思議だ。江戸時代の文化史とか見てもどう見てもふざけてるとしか思えないものが沢山あるんだよなあ。黄表紙本とか。これってあれじゃねーの、戦前の教育の影響で大人がみんな糞真面目になっちったんじゃねーの?それとも良くいわれる「晴れとけ」みたいなのですかね?
大人についていえば、うちの親戚なんて東京の端っこの方のお上の目の届かない所でのらりくらりやってきたようなふざけた連中だからガキみてーのばっかだぜ。俺も御陰さまでふざけた大人になっちまったんですが。
でもそもそもオリジナリティだとか、起源だとか、市場占有率だとかそういうのも俺的にはあんまし気にならねーんでどーでもいい。でもうちの親父はそういうのを気にする人だったなあと。嗚呼全共闘世代。まあ遊びお祭り騒ぎがしたくてデモ隊にまぎれて色々やって遊んでたらしい。流石俺の親父。やることが一々頭悪い。