世界の森林は増加してるらしい

どうやら世界の森林の量は増えてるらしい。結構前に森林関係の授業で受けた希ガス。何年も前だけど。
敢えて環境保護を声高に謳う人たちに対する当てつけの様にあれしますが、要するにコンセプト先行で物事を見るんでなく客観的な事実をもとに判断を下した方が賢いのではないかと常々思うのであります。確かに砂漠化は進んでるけど、一方でこういう事実もある訳で。ということで環境が好きな人はこういう事実も踏まえた上で発言をして頂きたいものですね。
そういえば京都議定書の崇高な目標を達成するために必要な環境基準は森林の二酸化炭素定量をどう見積もるかで大きく変わるとかいう記事も見たなあ。大人の事情でアカデミックな世界のあれが歪められることもこういうでかいスケールの話じゃ往々にしてありそうだ。まあそこまで行ったら最早行政な訳ですが。
因みに森林は二酸化炭素を固定するとか信じられてますが、極相林になると逆に固定量よりも呼吸量の方が増えて二酸化炭素を増やしたりとかするらしいです。極相林っていうのは森林の成れの果てみたいなものと思って頂ければ良いかと。最初は原っぱで、針葉樹が生えて、広葉樹がのさばって針葉樹を駆逐するみたいなシナリオで極相に至ります。極相ってばおじいちゃんの木ばっかなのですね。そういえば俺にもこういうのが楽しいと思ってた時期もそういえばありました。

http://cruel.org/economist/economisttrees.html