天下りとか談合とかそんなに悪いものかね

概ねこういうのは人気取りのために議論されるんじゃないかと邪推してみる。
天下りとか談合とかのメリットとデメリットを数え上げて、重み付けして評価してネガティブな値が帰って来たらそれを禁止すれば良いんじゃねーかと。そういうのに対して単純にデメリットしかないと考えてる人ってばそりゃもう脳味噌の中にお花畑があって、季節が移り変わるごとに様々な花が咲き乱れてるような人なんだろうなとか思ってみる。何でもかんでも悪いと世間で言われてるものを叩きゃ良いってもんじゃねーよ。あ、あとそれに独禁法とかも入れてみる。

http://satoshi.blogs.com/life/2006/12/post_1.html
http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20061209/1165684918

まあ色々とあるんですがね、どこの世界でも勝つのは常に1人な訳です。
入省したときにN人居たとしたら、勝つのは同期で1人。そしてN-1人は負ける訳で、負けたN-1人を本社でない所に置く訳ですよ。それのあれとして、派手に負けちゃったりとか、そもそも勝負に何ねー場合は天下る訳で。じゃああれか、天下りいくないっていってそういう人たちはどうすれば良いんだ?天下りって決して退職後にウハウハだぜとかいうインセンティブなんかじゃないですよ?
談合についてもね、まあ規模がでかい事業になると入札とかするわな。で、大規模になると国際入札とかするわな。それで海外の怪しい所が無茶苦茶な価格で落札して、無茶苦茶なことして逃げてったとかなるとそれはそれで問題な訳ですよ。
独禁法もな、日本国内じゃAとBとCがくっついて、資本がxの会社が出来て、そんなの支配力が強過ぎるからいくないとか言ってもな、海外ではもっとでかい買収とかが行われてて、国内でのAとBとCがくっつきたいだのどうのなんていうのが屁みたいな大きさで、そんなので揉めてるうちに全部攫われちまったとかなる訳ですよ。
ということで、何でもかんでもいくないいくない言ってても埒が空かないっつーか、問題の解決になるかどうか微妙ということです。

ただ、役所なのか企業なのかの差だけであって、そこにある合理性は同一のものであるといえる。
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/12/11_174033.html

まあ確かに官僚なんてこれまでの景気が悪かった所でそこそこ安定して金が入ってきたり、その他諸々官僚的な何かを隠そうとする小猾さがなかったり、色々と叩かれ要素が多くてさんざっぱらブッ叩かれてきましたが、あんまし叩きすぎてもどうかと。もう皆さん一杯一杯なんじゃないですかね。中の人は色々と大変そうですよ。大変じゃない人も居そうだけど。