武田信玄と鉄砲

前の前の解の風林火山で、山本勘助が鉄砲で狙撃されて、それで河越夜戦のあった所から北に行った下野で助けられて、鉄砲の遠距離からの攻撃の有用性を痛感してるはずなのに山本勘助武田信玄もあんまし使わなかったのは何でかなあとふと思いました。

http://www3.nhk.or.jp/taiga/story/story23.html

新しい技術による戦術の変更が戦争の仕方についても変わって来るのに、すげー戦の強かった武田信玄も、山本勘助もそれに気がつかなかったのかなあと。確かその前の解に、今川の方で武田晴信が鉄砲を見てるのになあと。あれは武田勝頼長篠の合戦で負けるののすげー長い伏線なのかなあと思いつつ、今年の大河ドラマは本物志向だから、武田の騎馬軍団が織田信長の鉄砲隊3段に負けましたとか安直なのはないと思うんだよなあ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/長篠の戦い
http://ja.wikipedia.org/wiki/武田勝頼

刀は武士の命とかいうけど、どう考えても遠くから攻撃できるだけ槍とか弓とかの方が戦う分には有利な訳だよなあと。そう考えたらより長距離からの攻撃が可能な鉄砲ってもっと注目されても良いと思うんだけど、武田信玄は注目しなかったことになってるなあと。それに一番最初に目を付けたのが織田信長だったっていうことで、それがすげーっていう評価なんだろうかとか思ってみたりする。
あとはやっぱ珍しいし、高い機械だから大量生産を念頭に置いてなかったのかなあと。それを大量生産しようとしたところがすげーんだろうなやっぱ。