不都合な事実の人がノーベル平和賞を取ったらしい

アルゴア元アメリカ副大統領がノーベル平和賞を取ったらしい。地球の温暖化について啓蒙したかららしい。それとIPCCっていう地球温暖化だかの国際的な研究機関が受賞したらしい。
ノーベル平和賞なんてねえ。とおもうのですよね。だって非核三原則で取れるんだぜ。もったいないとか、太陽政策とか。ぶっちゃけた話、物理学賞とか化学賞とか医学生理学賞に比べれば目蒲線的な扱いなんじゃねーかと思うんですよね。
更になんだかなあと思うのは、不都合な事実という映画が、環境問題に対して無駄に煽りを加えてるだけのように見えて仕方ないっつーことなんですよね。元々が理系的な性分から、科学的に扱うべき事柄を、上手く編集して煽り立てるというスタイルが余り好きでないというのもあります。でもさあ、「これはモラルの問題なのです」とかさあ、ああいうのが言っても胡散臭く見えてしょうがねーぜ。そういう利権を持った方々の主張を代弁しているようにしか見えない。エコエネルギー利権。あるのかどうか知らないけど。
それ以上に気になるのはIPCCをはじめとして、その世界で良く言われていることと異なったことをあの映画では主張しているのが気になります。ニュースになったよなあ。不都合な事実には誤りが数カ所あるって。因みに、研究者の間の見解は大雑把には、温暖化したところで今と大して変わりゃしねーっつーことらしいです。水面が劇的に上がることもねーし、北極の氷が減っても南極の氷が増えてるとからしいです。でも地球の気温は確実に上昇してるらしいです。その辺の詳しい話は忘れたがな。
まあ煽るにしても科学的な事実をちゃんと頭の中に入れた上で煽って欲しいものだなあと思いました。した。別に裏に利権構造があろうが、環境を大事にしないといけないのは変わらない訳で、手法や言ってる奴は気に食わないけど、それはそれで有意義なことなので。

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071013p201.htm
http://www.matino-akari.com/linksyu/#id071013214017

そうそう、このニュースは実家帰るときの電車の中で日経広げてたおっさんの一面にでっかく書かれてて、それを見て知ったんだけど、そんときゃこれ以上あのアゴ野郎を調子づかすなと思ったんだけど、まあこういうのって大統領になれなかったからお情けであげてるのかなあと思った。映画で賞も取ったんでしょ。それともあれか、ヒラリークリントンが大統領になって、また副大統領やるののあれなのかなあ。
まあどうでもいいや。
全般的に、危機を声高に煽り立てる奴程信用ならねーと思ってるので、それで何となくムカッとしたんですよ。ムカッと。