政治と科学

環境問題がどうとかいう世界になると、サイエンスも政治的な何かが絡んできて大変面倒なものでございます。少なくとも5年くらい前まではIPCCのレポートも地球温暖化に対する人間の与えた影響とか、あるか分からんと言うスタンスだったと記憶しているけど、それから研究が進んで、見解が変わったのか、2008年のでは人間の与えた影響は決定的とかなってて、中の人が変わったのか、研究の手法が進歩したのか、良く分からないなあという感じです。
そもそも地球についての全球に渡っての計算が出来ない限り、気象モデルというものに頼らざるを得ない訳で、その気象モデルっていうのがどういうものかは良く分からんのだけど、やるのとやらないのではやらないよりはマシ程度のものなのか、かなり信頼性のあるものなのか分からないので、今の時点では個人的には地球温暖化がどうとかいうのにはスタンスを保留するしかねーよなあと思うのです。そもそもCO2をそうそうに悪者にしたのも何か根拠のあるものなのか、分からないし、何かとキーワードだけが先行する世界な上に、肝心な所を突っ込んで調べようとすると飛んでもなく面倒な上に、人により発言が異なって来るので、魑魅魍魎が跋扈するサザンクロスシティみてーな感じだなあという感想しか持てない。
しかしあのEUの連中がさかんにエコエコ言ってる時点で眉に唾付けて臨んだ方が良いんじゃねーかなあということが分かる程度なんですよねー。

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