文字書き人形

愛知の万博で江戸時代に開発された文字を書くからくり人形が公開されたらしい。
動力は何なんだろう。ゼンマイかなんかかな。まさかあの時代に電力などあるわけもないしな。きっとバネかなんかだろう。
それにしても150年前にそんな文字を書くロボットみたいなものが作られてたなんて日本人って器用なんだな。っつーか、暇人がいたのか。暇人っつーか酔狂か。酔狂ともちょっと違う気もするけど、まあそれだけの無駄(字書くだけなら誰でもできるし。)が許容される程それなりに社会が安定してたのかな。150年前だと1850年だから薪炭給与令の後で、ペリーの浦賀来航のちょっと前だからそれほどあたふたしてなかったのかも知れない。まあ時代は武士が官僚化して、商人が経済活動を活発に行ってた時期だからそういうこともあったかもしれない。
あと、この人形の書く字は「寿」らしい。あっけらかんとしてていいわな。

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20050918i415.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20050918i415-1-A20050918231103799M-L.htm

そういえば歴史っぽいことを書いてるけど、実は高校の頃一番成績が良かったのが日本史で、その次が英語で、その次が国語だった気がする。全然理系っぽくないな。まあそんな時期もあったってことか。