色んな研究機関での不正が多いらしい

アンケートの回答のうち12%程度が不正をしたことがあるというのだったらしい。その内訳は、論文の多重投稿とか、研究の盗用とか、研究資金の不正使用とか。データの捏造があんまし多くないのがせめてもの救いかなと。それにしてもこれだけみるともうアカデミックな世界も皆さんやりたい放題ですね♪
その原因としては、

04年の国立大学法人化の前後で不正が増えたのは、隠されていた事案が表に出たことに加え、研究資金の獲得競争やポストの任期制導入で研究者が追い詰められ、過酷な環境にいることも背景にあるようだ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061212-00000024-mai-soci

ということらしい。
中の人も大変らしいですね。研究者は追いつめられてるんですよ。っつーことでみんなもっとちやほやしてくれwww
とかいうのは置いといて、色々と怠慢な人も居るけど、追い立ててもどうしょうもねーのもこれまた事実だったりする訳で。こういう場合に一番割を食うのは地道に普通にやってる人たちで、上手いこと時流に乗ってちゃらちゃらやってる連中はなんともねーというあれですね。希望退職を募ったら残って欲しい人ばっか辞めちゃうとか、そういうのとの類似性が見出せるのではないでしょうか。げに世に従えば身苦し、従はざれば狂をしですな。昔の人は上手いこと言ったもんです。漱石とかマジ天才ですよ。兎角人の世は住みにくいということですかね。