水からの伝言みたいのが副読本にも載ってるらしい

こういうオカルトみたいのを一般の書籍ではなくて、教育関係の本に載せていいものだろうか。
まあ教科書と違って検定とかないですからね、別に乗せるのは自由なんでしょうけどね。チャレンジ3年生に載ってるらしいです。こういうのは出版社の編集の人が決定するのかなあ。
しかし美しい結晶と美しくない結晶って、なんか俗な感じがして微妙です。美しい美しくないなんて高々人間が勝手に決めてるだけの話であって、氷というか、水分子は勝手に凍る訳ですよね。そんなの美しい美しくないったって、そんな話じゃねーだろと。
モーツァルトの曲をあてたトマトが美味いとか、それもただ単にたまたま音波を当てたトマトの糖度が高かったってだけで、この手のものは往々にして人間にとって有用か有用でないかという極めてどーでもいー判断基準で決めてしまってるのですよね。別にトマトも氷も、人間にとって美味いトマトになりたいと思って実をつけたり、人間にとって美しいと思われるような氷になりたいと思って凍る訳じゃないんですよね。
そんなこの世のものが全て人間に都合のいいように動いてくれる訳ないじゃないかと。この手のものを見聞きする度にこういうことをいう奴らはなんて傲慢な奴らなんだろうと思う訳です。
お前にとっての美味い不味いとか、奇麗奇麗じゃないとは無関係に今日も植物は実を付けたり、水は凍ったり沸騰したりしてるのですよ。
まあそういうオカルトっぽいのもロマンチックで良いですけどね。俺には理解できかねる趣味ですわ。
しかし俺もたまにクラシックとか聞くし、たまにモーツァルトとか聞くけど、全く以て質のいい人間になる気配がねーわな。年を取るに従ってどんどん下品になるねっ!!

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