江戸仕草

江戸時代の町人の粋な身のこなし方のことを言うらしいです。そういう風に教えられたような、そうでもなかったような。色々と記憶が曖昧です。何より親父お袋婆さんと僕に躾を施した三人のうちの一人である婆さんは旗本の家の娘なので、そんなの気にしねーって人だったかもしれないなあと。
でも親父は、たまに江戸っ子ならとか言ってた気もする。まあどうでもいいことだけど。お袋はどうだったか忘れた。なにより親父と婆さんのキャラが強烈だったのでどうしてもお袋が霞みます。
取り敢えずそばは二三本箸にとってさっとすすり、寿司はネタにちょろっと醤油をつけてぱくりと食い、ケチケチしねーっていうのしか覚えてねー。またこのケチケチしねーってのが大学入ってから他の所から来た人たちとの間で色々とギャップがあったりして面白かったなあと。今思えば。
そしてそんな僕も今は東京を離れて今や立派な標準的な日本人です。きっと下町特有の色々とかは随分抜けたに違いない。と思いたい。

http://www.mainichi-msn.co.jp/tokusyu/wide/archive/news/2006/01/20060112dde012040070000c.html