YouTubeにうpされる画像のオーダーエスティメーションをしてみた

YouTubeでぶつ切りの映像が流されてて、それでそこそこ放送されてるコンテンツの内容を見られる訳です。でもって、今、関東地方にはテレビ局が7つメジャーなのがあります。でもって、一日16時間放送してるとして、一日に垂れ流されてる放送のコンテンツは112時間分くらいで、これで一日で割ると大腿4.5日分に相当します。それでまあ実質的に見るべき内容が全体の100分の1程度の時間だったとして、一日にそこそこ見れるなって感じのテレビの内容は大雑把に計算して11.2時間になります。
で、これの足切りを厳しくして、1000分の1としても1.1時間。1日に1時間もYouTube見るかっていうと、そんなことは無い訳で、それにエンターテイメントはテレビ以外にも色々ある訳で、っていうことで、実はまだ放送の方に搾り取れるコンテンツは沢山あるんじゃないかとか思ってみたりします。あくまでオーダーエスティメーションだけど。
翻って、通信の方はまあ通信しかしてない訳で、通信と放送の融合とか言ったって通信の方には垂れ流すコンテンツが無いんっすよねー。
ということで、放送側に配信する内容は沢山あるということになる訳です。なので、まあ今の所は放送の方が主導権を握ってっていうことも考えうるんじゃないかとか思ってみたりします。

通信業界「僕たち魅力的なコンテンツを作る能力はないんだけど、君らのコンテンツは魅力的で訴求力があるから、こっちで配信させてよ」放送業界「お前ら自身で作れ!」
http://artifact-jp.com/mt/archives/200607/telecombroadcasting.html

というのはまあ今の二つの業界の現状を良く言い表してると思います。そして、

そもそも5分程度の短い映像作品なんてのはビジネスになりにくいから、少しでも稼げるのならラッキーという考え方もある。
頭のいい人が、このユーザーニーズをうまくお金に変換する方法を考えてくれることを祈って。

というのから先は俺も良くわかんねーっす。ただ、電気屋が頑張れば放送主導で、YouTubeとかいったようなのが頑張れば通信主導で進むんだろうなあと思ったりします。まああくまでこの手のものはコンテンツを作る人が一番偉いと思うんですけどね。なんですが、コンテンツ作る側をiTunesAppleが取り込んでしまった事例が示すように、これからはコンテンツを作る人を誰が取り込むかっていう所になる気がするんっすよねー。
で、放送は電波を垂れ流すインフラを持ってて、情報の方は情報を垂れ流す技術の枠組みを持ってて、電気屋はインフラや情報を垂れ流す枠組みについての技術を持ってるんで、電気屋が勝つんじゃねーかなーとか何となく思います。がしかし、技術屋がAppleがやったようなソフトウェアについての技術を持ってるかどうかとなると、それは分からんとなるのです。
ということで、ハードウェアとソフトウェアについての技術が総合的に持ってて、コンテンツ屋さんを上手いこと使える人が勝つ気がする。となると、電気屋でもなくなるか。まあこの辺は良く分からん。あとは財の配分を上手くやる仕組みを考えた奴の勝ちな気がするなあと。これってやるなら誰がやるのかなあ。広告代理店になるのかなあ?あ、何か上の人と同じ結論になったお。まあ結局俺はgdgdと物を書き付けるだけで、物事の本質を突くには至らなかったということですね。はい。