月20万円稼ぐ方法

./Jから。
どうやらネット上にまだ広がってない、機会と機会をマッチングさせるブジネスが狙い目なんじゃね?っていうことらしいです。一番乗りが一番儲けるってことですかね。
インターネッツを使った方法が主に載ってる訳だけど、インターネッツの世界ではグーグルが「ネット上の全能の視座」に竜野を目指してとか、グーグル化がどうとか言ってたり、そういうので盛り上がる人もあるのかもしれないけど、やっぱそういうネットワーク上に解放しても良い領域にデータをアップロードしなければいけない訳で、所詮計算機は人間という入力機械がなければ人間が望むような動作はしないのだよなと思ったのです。例えば地元の商店街にとても美味しい居酒屋があって、誰もがそれを知れば生きたいと思うような店でも、誰かがその店に関する情報を書かなければググッてもその情報は手に入らない訳で、実は世の中にはそうして知られていない店が沢山あるんじゃないかと思うのですよ。
例えば、価格.comとかは、購入できる製品についてはある一定の評価を人が下すという方法をとり、グルナビは食い物でそれをやってある程度成功したのだろうけど、それは標本集団としての条件を満たす利用者が情報をアップロードしたから始めて意味をなすものだと思うのです。
じゃあそういう情報が、病院とか、自動車修理とか、そういう口コミが主なものであると思われるようなサービスについてあるかというとまだない訳ですよね。というのを最近痛感する。例えば、車コスって、板金出したいけど、うちの近所に板金屋ある?って思って、ググッても、そんなの出てこない訳ですよ。
何故なら、

  1. 板金屋の客は月に10人程度である
  2. そもそも地元にすんでる人はあそこの板金屋は腕がいいというのは当たり前のことでわざわざネットに公開しない
  3. そもそも板金屋の客のうちの多くがネットとかそういう技術に疎い人が多いかもしれない
  4. チェーン展開してる店舗ではないかもしれない

とかなんとか、そういうのが重なって、都心の、人が沢山使うような店でないと成り立たないと思うのですよ。じゃあそういう情報までネット上にデータとして置くかっていうと、

  1. 誰が入力するの?
  2. そもそも利用者はどの位いるの?
  3. そこからマネーはどうやって派生するの?

とかとか、どうやらそのサービスを利用するにあたって立ち上げる閾値を越えるか微妙みたいなことがあったりするんじゃねーかと思うのです。これは板金屋に限らず、良い皮膚科ないとか、いい歯医者ないとか、そういうのである事例だと思うのですよ。実際に歯医者は切実ですよ。痛いし、薮だと直るものも直らないし。
じゃあどうするかって?
そりゃ知り合いに聞くしかねーべ。知り合いのおいちゃんとか、オバちゃんとか、その辺。彼らのネットワークはそれはそれで強力です。


とかいうことをつらつらと考えていたら、どうやら世間にはネット上の検索に向くサービスと、向かないサービスがあるんじゃないかと思うようになりました。そりゃ全国どこにでも配送しますよとかいう本とか、ヤフオクで商品送るとか、通販とかなら適してるでしょうね。玉数多いし、サービスの利用者は動かなくていいし。
あと車の中古市場とかも、実際に利用者が動くのは契約書に判子つくとか、試乗するとか、高々数階だし、でっかい買い物だし、成り立つでしょうと。
じゃあどういうのがむかないかってなると、利用者が頻繁に出かけて、しかもターゲットとする情報(また例に出すけど板金屋とか、歯医者とか)の顧客が少ない場合なんじゃないかと。これって精度のいい検索って難しいですよね。あとは、地元のうまいメシ屋とか。みんな知ってるから、今更ねえみたいの。
そう考えると、以外とネットって使えるようで使えないものなんじゃないかなあ。確かにプログラミング関係のとか、東京の美味いもの食わせる店とかはあるけどね。
なんかこの辺は考えるとちょっと楽しそうです。

http://slashdot.jp/~okky/journal/462716