Vine Linuxと俺

初めてLinuxに触れたのはVineが最初で、今でも使ってます。
あれは多分大学3年の頃だから、今から7年くらい前のことだろうかと。最初はTurboか赤帽いれようかと思ったけど、友達に勧められてVineを入れた。雑誌の付録で。あのころは2.1とかそんなんだった気がする。
あの頃は何故かPC二台持ってて、大学入ったときに買ってもらったのにCUIからインスコした気がする。何度か失敗して。でも結局そのときは触らずじまいだった。
本格的にLinuxで色々やるようになったのは、その後にPCを自作して、それをWindows2000とマルチブートさせようっていうときだった気がする。そのときは上に書いたように雑誌のおまけでついてきたCDでGUIからインスコしてた。
そしてインターネッツにはダイヤルアップのtxppxpだとかそういうのを使ってやってた。あの頃はまだブロードバンド環境なんてなくて、テレ放題してた。そして自分のホームページとか作ってFTPでうpしたりとかしてた。あの頃はまだブログなんてなくて、自分でhtml書いて、うpしてた。懐かしい。アクセスの広げ方も人伝っていうのが多かった。俺はもっぱらどうでも良いようなことを書きちらしてた。今みたいに。思えばそういうのも10年くらい続いてる。暇なんだなあ、俺。
その後emacsTeXの使い方を覚えて、阿呆みたいに算数とか理科についてドキュメントを書いたりしてた。VineにはデフォルトでYaTeXが入ってて、emacsもとても便利で、Linuxっていうのは不便に見えるけど壁を越えるととても便利なもんなんだっつーことをその頃学んだ気がする。そして、更にそれから世を拗ねるようになって、Mozillaでなく、w3mインターネッツしたり、mewでメール送ったりしてた。マジであの頃の俺終わってた。ウィンドマネージャもGnomeとかKDEなんて重くて怪しからんと、WIndowMakerとかいう軽いけど、しょぼいのを使ってた。全力でLinuxの不便さを楽しんでた。要するに捻くれてたっつーこった。別に使う必要もない訳だから。利点といえば、無料で遊べるということと、Windowsでないということくらいな訳だから。
それから暫くして数値計算でCでやることが出てきて、やっぱりその昔培ったLinuxの知識は生きてて、とてもスムーズに話が進んだ。大変良かった。ので、未だにVisualStudioとか使い方が分からん。俺はgccでしかコンパイルしたことねーっつーの。
それと同じ頃にネ申NunoさんがiBookを買ったとか、Macの中は実はUnixらしいぜと聞いて、何だか知らないけど、Mac買いたくなる。そしてバイトして、買った。iBook G4。とても使いやすかった。そして段々iBookばっか使うようになって、Vine数値計算くらいでした使わなくなった。簡単な数値計算iBookでやってたけど、やっぱそっちの方が速かった。そもそも家にPCがある必要性がないので、自作のVineが入ったPCは実家に持ってってお袋に使ってもらうことにした。のが去年くらい。そんなこんなで俺の自作PCは7年目だけどまだ健在です。OSはWindows2000だけど。
そして研究室のパソコンにはやっぱりVineを入れました。正直Windowsとかわたされても使い方に困る訳で、数値計算ならLinuxの方が俺はやりやすいんで、Vine3.1を入れて使ってた。
それもこれからいれるパッケージの問題でUbuntuに乗り換えます。
思えばここまでずっとVineを使ってたのはemacsだとかgccだとかYaTeXだとかそういうのが最初から入ってて、理系的にとても使いやすいディストリビューションだったことと、パッケージ管理がaptでとても楽だったことが挙げられるんじゃないかなあと。確かにLinuxを使うには不便さを楽しめる余裕が必要だけど、最初から色んなものがはいってるのもそれはそれで嬉しい。ので7年間も使い続けたんだろうなあ。最近4が出たとか聞くんだけど、どうなんだろ。多分俺はもう自分で買うPCはMacだけだと思うんで、もうLinuxを自分のPCにいれることはないんだけどな。取り敢えず長い間ありが問うみたいな感じです。それにしてもUbuntuのDL時間掛かり過ぎだぜ。