今日のファイナンシャルタイムスさま

大概こういうものを見るとむかっ腹が立ってしまう訳だけれど、なんとなく反応してしまう。英国人だか、なんだか、その辺のインテリとかいう人達の高慢な物言いというのは彼らが受けたといわれる高度な教育の賜物だというのなら、そんなもんは糞食らえってことなんだけど。

http://news.goo.ne.jp/article/ft/politics/ft-20090901-01.html

日本がある特定の政党から別の政党へ政権が移行したのをして、成熟した社会だとか評してる訳だけれど、この手の自分メジャーのあれってどうにかならんのですかね。マジで腹立つ。
政治なんて言うものは日本人にとってめくら判押す上司のようなもので、あってもなくても大差ない存在だったのが、初めてその存在に意義を申し立てたというだけのことで、スタンプマシーンがすげ変わらなかったから成熟していないというのは早計だと思うんだがどうなんだろうか。

こういう事態になっても尚、自分たちには選択肢が本当にあるのかどうか、有権者は確信できずにいる。世論調査を見ても、個々の日本人に話を聞いてみても、日本の有権者民主党の政策に心から同調して投票したというよりも、自民党に対して反乱を起こしたのだ。しかしそれでも日本人は、自分たちが本当の意味で主権を行使した、あるいは影響力を発揮したのかどうか、確信できずにいる。その証拠に30日の夜、こんなことがあった。あるイタリアのテレビ・プロデューサーが「民主主義の歴史的勝利をあちこちで祝っている日本人の画像をとってこい」と、カメラマンを外に送り出したのだが、そんな光景はどこにもなかったのだという。「何も録画できなかったんだ」とこのプロデューサーは嘆いていた。
http://news.goo.ne.jp/article/ft/politics/ft-20090901-01.html

そして、高々政権の移行だとか、そんなもんに逐一草の根レベルで騒がない方が成熟していると思うんだけど、まあこちらとあちらとでは大分様子が違うんですかね。そもそも民主主義の勝利ってなんだよって思うわな。政権交代するのが民主主義なんだろうか。バカのいうことは逐一よくわかんねー。
別に民主党が勝っても、自民党が勝ってもどっちでも良いということであってなあ。政治的信条なんてもってねーんじゃねーのと思うんだけどどうなんだろう。自分にとって美味い話を持って来るのには投票すんだろうけどさ。
まあこれから先々民主党が上手くやるという保証もないですし、これまで今の政治体制になってから政権を取ったことのない人達が大部分を占めるような党が政権を取る訳だから、勢い素人政治のようにはなるんだろうけど。この辺はしょうがないとして、まあしかしどっかから湧いてきたような政治家としての作法を身に付けてなさげなにーちゃんやねーちゃんたちは見ててこっちがハラハラするわな。結局これから後になって政権がコロコロ変わって益々政情が安定しなくなって、社会的な安定は失われるかもしれないという予測も出来る訳で、それが成熟した社会かというと、最早日本\(^o^)/オワタみたいな状態を示すと思うんだけど、そっちの方が英国人的には好ましいだろうな。バカは氏んでも直らねーたよく言ったもんです。