インチキ科学について

ゲルマニウムだとかマイナスイオンだとか水伝とかについて阪大の先生がお話ししてます。一般的な科学がどういうものかというのと、一方でインチキ科学がどうであるかというののお話。
っつーか水からの伝言が道徳の教材に使われてるのなんて知らなかったよ。小学校の先生ってその程度の科学的な素養がないのかと疑ってしまう。というか子供に丁寧な言葉を使わせようとするのに人智、少なくとも自分の知見を超越してるように見えるものに依存するのは虫が良過ぎるんじゃねーのかと。まあ嘘っぱちなんだけどさ。
そもそも氷の結晶が出来ることと、氷の結晶を見て奇麗だと思うことは別だと思うんだけどなあと。なんつーか思うこととものがそこにあることは別なんですよねー。更に思うことと考えることも別な訳で。そういう分別がつかない人はそういうのを信じちゃうんだろうか。
そもそも人が居ようが居まいが常圧で凝固点以下の温度に放置されれば水は凍って結晶構造をとることもある訳で。凍ることとそこに人が居て、「有り難う」とかいうのは別の問題なんじゃねーかと。お前が居なくたって凍るもんは凍るんだと。とかいって釣られてみたりする。
それにしても似非科学の人たちの何が凄いって、自分に都合の良い結果に合わせて理屈なりなんなりを構築することですな。自然現象なんて人間の思惑を超越して勝手に起こってることな訳で。

http://www.youtube.com/watch?v=9LNRYsyWgEY
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1166547413