文科省がハイリスクローリターンな研究にも助成金をつけるようになるかもしれないらしい

実験が危険を伴うとかでなくて、成功する可能性が低い研究に対してということらしい。
科研の萌芽研究とかなかったっけ?それとはまた別らしい。
こんなことしたらもっと色々と混乱すると思うんだけどどうなんですかね?突拍子もないことを言い出す電波が金取った暁にはどうなることか今からとても楽しみです。

http://slashdot.jp/articles/07/05/18/051245.shtml

一部に重点的に金をよこすのも良いけど、競争競争と五月蝿くてやってられません。そんな競争ばっかしてたら疲れて氏んじまうっつーの。ばーかばーか。この辺については色々と言い尽くされておりまして、なんと申しましょうか、"the World is going to be crazy"でございます。

例えば、独法化前の理工系の学科では、教授+助教授+助手の組み合わせで、小講座当り年間300万円以上の校費が支給された。この4月からは、助教授が准教授と名称変更、教授と同額の運営交付金が支給される。それは大学により異なりけれども、一人当たり年間25万円前後である。一方、助手は助教と名前を変えたが、年間10万円しか支給されない。
仮に、これら3人が共同して研究室運営をする際、年間60万円となり以前の5分の1以下の予算で小講座=研究室を経営するわけだ。研究室に所属する卒研生(4年生)10人、大学院生8人の教育をするのに、これではコピー代にも事欠く有様。研究をしたければ、外部資金(科学研究費、NEDOなどのプロジェクト研究、民間企業からの奨学寄附金など)を入手せよとの話だ。
http://blog.goo.ne.jp/charotm/e/8dca9864b04b6e626752f2d419745636

研究するのに外部から金引っ張って来いっていうんじゃ文科省なんて最早大学の運営のために人よこすくらいの役目しかない訳ですね。いい加減に名前から科学外せば良いのに。どーせ予算は科研の方にぶん投げてるんだし。
こうして集まる所には集まるけど、来ない所にはとことん来ないシステムが作り上げられていく訳ですね。アカデミックの世界はさながら手斧を持ったモヒカン族が跳梁跋扈する世紀末でございます。大体そんな成果とか求められても出るときは出るし、出ないときは出ないと思うんだけどなあ。うんこみたいなもんで。それを2年とか3年スパンでコンスタントにアウトスタンディングな成果を出せとかマジ狂っとる。
あと、競争とかね、そんな競争してばっかじゃ氏ぬがな。仮に資金を競争で獲得したとして、落とされたものの中にもそれなりなものがあるというのはどうなんだろうと。勝者が全部持ってくシステムは必ずしも全員が幸せになったり、効用が極大化される訳でもない希ガス。というか、もう知らんがな(´・ω・`)