藤原紀香さん

今朝からNHKでエコとかなんとか、そういう頭のよくなさげなタイトルの番組をしてます。地産地消とか、リサイクルとか、地域の自然環境を守るとか、そういう良かったねみたいな話を延々と10時間くらい掛けて垂れ流してる訳ですが、そこにずっと藤原紀香さんが張り付いてまして、もう藤原さんが出演するって言うだけで僕には壮大な金をかけた茶番にしか見えず、あー僕の心はなんてダーティーなんでしょうと思った次第です。
そういうのも確かにキャラ作りとか考えて手に入れたポジションなんだろうが、あの社ねり方とかなんとか見てると胡散さく見えてしょーがないんっすよねー。しかもメディアが余り注目しテイな時期からアフリカの援助とかいうニッチを探して、そこから社会派みたいなポジションを手に入れて、だからエコもとか、成る程なあとおもう展開です。
何か出演者の方々がみんな良い人っぽく見えるのがまた胡散臭さと、茶番の気配を濃厚にしていまして、こういうベタベタなコンテンツを今日日作れるNHKの中の人は幸せなのか、それともそういう団体から圧力がかかったとか、お金が出たとかなのか、なのかなあと思ったのでした。しかし日本にエコ関係の団体はなかったよなあとか思ったり思わなかったり。または、エコを食い物にしてる人達とかなのかなあ。あんまし思い浮かばないけど、大概碌なもんじゃねーよな。


しかしですね、こういう与田話も良いんですけど、ノーレジ袋とか、ペットボトルの再利用とかいうけど、なんか全体に掛かる号令見たいのに乗るのではなくて、もうちょっと新聞の科学面とか見て情報を手に入れて自分で考えてみて欲しいと思います。
例えば、現在の所、多くの日本のゴミ処理場の炉の能力はかなり高くなっており、ペットボトルをそのまま捨てたってダイオキシンなんてでないくらいの高温で燃やしてたりする訳です。更に、ペットボトルを炉にぶち込むと、燃料になります。現状、皆さんエコに熱心なので、ペットボトルがゴミの中に入らないので、ペットボトルの代わりに、軽油をぶち込んで強制的にゴミを燃やしてたりします。
一方で、分別回収されたペットボトルは、別途ボトルを作るときに掛けたよりも多くの手間とエネルギーを投入してリサイクル製品に生まれ変わります。確かに、物質は循環してるけど、トータルで掛かったエネルギー消費量というと、そのままゴミとして燃やした方が掛からなかったんじゃないのということが往々にしててあり得たりするのです。
更に、レジ袋を減らすのに血道を上げた所で、全体のCO2排出削減量にどの位貢献するかって、そりゃ世界全体で使われる化石燃料由来の樹脂の量から考えるとどうなんでしょうねと。微々たるもので、それを承知で身近な所から変えるとかいいますが、これをすればエコという情報だけが一人歩きして、世間一般の人は何がエコかとか考えて行動してるんですかね。と思うと、かなり怪しいなと思うのです。でっかいキャンペーンを張るのもまあ金が動くから良いと思うんですが、結局マネーを出した人の世間的なイメージを良くして、教条的な息苦しい社会だけが残りましたというのはちょっとごめんだなあと思ったのでした。とか思って番組見てたら、平原綾香さんがDvorakの新世界を原作レイプしててワロタ