どうやら中国で出た酸化硫黄だかなんだか硫化水素だかが飛んできて、溶解して硫酸になって樹氷のpHが下がるんだそうな。因にpH*1は酸性か塩基性か*2の指標で、7が中性で、7より小さいと酸性で、7より大きいと塩基性/アルカリ性です。因に水道水のpHは二酸化炭素が溶解して炭酸になる関係で6とか6.5ですね。酸性よりも塩基性の方が人間にとってのダメージはでかいみたいです。
でもって蔵王の樹氷は今は4.5みたいです。これってば結構低いです。このくらいの酸性の水で食器洗いすると確実に肌荒れします。因に肌が解けるのは酸性だとpHが2くらいで、塩基性だとpHが10くらいでしょうかね?これは自分で実際に体験したことなので結構確かかと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000017-kyodo-soci
しかしこういうの見ると日本の環境のための技術や、効率のいい設備を中国に導入するのって結構重要だと思うのですよね。それはそれは切実に。別に善意からとかでなく、偏西風で被害を受けるのは日本なんだし。勿論地球の環境を考えてっていうのもあるけど。
なんつーかエコエコ言ってる馬鹿ってぶっちゃけ大っ嫌いなんだけど、あれってばやっぱ草の根運動で何とかなると思い込んでる節があるから嫌いなんだろうなあ。やっぱこういうのは行政を動かさないことには何ともならない訳で。でも行政を動かすにはやっぱ草の根か。でも運動の方向性がリサイクル促進がどうのとか、環境教育とかっていうのが何か苦手なんだよなあ。そういうのをアピールするのはお上でしょって感じです。なんつーか善人ぶってる奴が苦手なのかなあ。ということで、僕もちょっとは地球の環境が気になる人間なのだというのをアピールしてみたかったりします。