親父の同級生とか

やぶにらみ科学論 (ちくま新書)
やぶにらみ科学論 ちくま新書
池田 清彦 (著)
価格: ¥735 (税込)
出版社: 筑摩書房 ;

この人親父の中学だか高校のときの同級生だったらしい。
そんで東京教育大に行って、都立大の大学院に行って、現在は山梨大だかにいるみたい。中学だか高校の頃から虫を採るのが趣味で、それが昂じて生物の道に進んだらしい。昔から小理屈をこねるのが好きだったらしく、この本も僕の好きな屁理屈を延々と展開する暇つぶしにはもってこいの本である。
昨日本屋に行ってみて何となくうろうろしてたらこの本を見つけて、気が付いたら買っていた。
で、専門は分類学ならしいんだが、それがまたすげー分かりやすく面白い。

分類という思想 (新潮選書)
分類という思想 新潮選書
池田 清彦 (著)
価格: ¥1,155 (税込)
出版社: 新潮社 ;

一応大学に入るときには理科に生物を選択した人間としては生物と聞いて興味を惹かれないわけにはいかんだろうということで、親父が昔の友達の本ってことでくれたんだが、超おもしれー。
分類するということは中々難しいことなんだと、図鑑に載ってるような分類学は古色蒼然としてるが、今分類が一部のコアなマニアの中では熱いということが分かった。そういえば量子力学のダイアグラムも分類学があるし、数学の群論でも分類学があるし、とかく分類するという作業は生きてる限りどこにでも現れる作業なんですな。
あとは、これも見つけたら買いたいなあ。

新しい生物学の教科書 (新潮文庫)
新しい生物学の教科書 新潮文庫
池田 清彦 (著)
価格: ¥540 (税込)
出版社: 新潮社 ;