和食の味付け

自炊ネタをいくつかみつけました。
自炊のメリットって、野菜をちゃんと摂れることと、おかずの肉とか魚の分量が外食よりも多めに撮れるっつーことなんっすよね。ファミレスで出てくるメニューに乗ってる野菜の量っていったら、そりゃ雀の涙程度で、それを盛りつけとか、彩りとかでフォローしてる感じですね。

食生活が貧弱だからって不都合はない

だからって必要な栄養を摂れてないかっつーと、これまでジャンクなもの食ってきたのが原因で氏んじゃった人なんて聞かないので、それでも良いんだろうなあ。あとあれです、自炊するのと、激安の外食で済ますのではマネー的にあんまし変わんなかったりする。例えば松屋とか吉牛とか。逆に自炊したときの時間的なコストや、収納庫ストを考えると、微妙。コンパラブルな所。忙しいので、金で時間を買いたい人にはまず自炊は絶対に向かない。

http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20071123/1195838675
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20071124/1195882568

で、まあ食い物なんて適当なもの食ってたって大丈夫。
野菜なんて飲み会のときのサラダで摂ればよく、肉も、月一で焼き肉行けばおk。大丈夫。普段のコンビニ弁当とか、激安の学食の何とか定食についてる野菜で足りてるはず。それにポテチとか、そういうのにもビタミン何とかって入ってそうじゃん( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \
あとは菓子パンとインスタント焼きそばとインスタントラーメンでカロリーを調整すれば良いんですよ。あとはスイーツ(笑)いや、スイーツ大事です。脳味噌はブドウ糖をもとに動いて、甘いものにはブドウ糖が沢山含まれてるのです。
ので、脳味噌を使う作業をするときには甘いものを食えば良いのです。ので、甘いものを沢山食べます。体重は、気にしない。
それでもどうしょうもなく自炊したくなる場合は自炊すれば良いんじゃねーかなあ。

http://d.hatena.ne.jp/kotorikotoriko/20071124/1195897673

和食の味付け

で、自炊の方法は、色々と上の方のリンク先でも書いてあるし、それを参考にすれば良いだろうなあと。そして俺の場合は食い物はほぼ和食しか受け付けない人なので、和食ネタを。因みにカレーもラーメンも鶏の唐揚げもハンバーグも俺の中では和食になってます。
和食の味付けなんですが、極論すれば、



麺つゆのもとがあればおk



です。
これに類することをその昔にスイーツ(笑)とか言ってそうなねーちゃんが言い放ったのを聞いたときには瞬間的に脳味噌が沸くのが分かり、「てめーに和食の味の何がわかんだこの野郎」とか言いそうになったけど、言うだけ無駄だし、絡みたくなかったので華麗にスルーした。俺のスルー力に乾杯。そしてそれから5年くらいしてから、やっぱ和食なんて麺つゆがあればそれで十分だよなあと思うようになった。
麺つゆのもとの裏には、煮物とか、かけそば/うどん、ざるそば/ざるうどん、天麩羅のつゆのときの希釈の仕方を書いてありますが、その通りに使えばそれなりの味付けになります。
ので、これを使えば、肉じゃがも筑前煮も美味しく作れます。やったね。しかも他に醤油とか味醂とか砂糖とか要らないの。マジ最強。俺んちの冷蔵庫には麺つゆのもとと、ポン酢と味噌しか入ってねー。
あ、あとね、肉じゃがとか、筑前煮の他にもね、色々とにものは出来ますよ。
この季節だとブリ大根とか、そういうの。
あとね、スーパーで魚のアラがすっげ安く売ってるじゃないですか。それを買ってきて、麺つゆで煮ると美味しいあら煮ができます。
ちゃんとした魚の煮付け(きんきとかメバルとかイシモチとか金目鯛とか)と同じ位美味しいよ。ブリアラとか、良いです。しかも安い。しかも、鍋にぶち込んで、放置プレーで出来るのが更に良いです。

自作和食のタレ

でもちょっと甘かったり、微妙な香りがしたりする。
ので、それが気になるときには自作すれば良いんじゃねーのっつーことです。
和食のたれは、味醂で甘さ、醤油でしょっぱさをコントロールしてて、たまに砂糖とか、お酒が入ります。ので、基本的に用意するべきものは、味醂、醤油、酒、砂糖の4種類です。あとは塩焼きとか、天麩羅に使う塩くらい。こだわりがある人は薄口醤油もあるといいかもね。でも揚げ出しにしか使わないけどね。そして味醂は、味醂風調味料でなくて、本味醂の方が良いです。味醂風調味料は、お酒に味醂の風味を足してるものだったような気がするよ。
そして、更に言えば、味付けの基本は、醤油と味醂だけできまります。

  • 味醂
    • 甘さ
  • 醤油
    • しょっからさ

と思えば良いでしょう。
どの位かというと、大体味醂と醤油は同じ程度の量を投入します。お酒はその半分くらい。でもお酒を使うのは煮物のときだけ。
以下、適当に書いとくと、

  • 煮物のタレ
    • 味醂:醤油:酒=1:1:1で、お好みで砂糖
  • 天麩羅のつゆ
    • だし汁:味醂:醤油=4:1:1
  • 鍋物の出汁
    • だし汁:味醂:醤油=10:1:1

とか。
というか、これだけ。甘さの調整は味醂で。辛さの調整は醤油で。あと蕎麦のつゆの配合はちょっと分からない。そして煮物のタレは一度に沢山作っておけば後々小出しに使えるかもしれません。天麩羅のつゆの醤油を薄口醤油にすると揚げ出しとか、唐揚げとかのつゆにもなります。
出汁については、ご自由に。
基本的に鰹なんだろうけど、かつおに飽きたら、鯖節使ったりとかも面白いかもしれないですね。もちろん鰹節と鯖節合わせて使っても良いかもしれません。こぶを入れるとちょっとクドいので、コブはなべのときだけで良いでしょう。勿論出汁なんて取るの面倒臭えーって人が大部分だろうから、出汁の素で十分です。あれもよく作られてると思います。やっぱり市販のめんつゆのもとのように、微妙な風味がついてるけど、それを抜きにしてもちゃんと出汁の味がするし大したもんです。
そういうことで、まあ、なんというか、和食は簡単で良いですね。
刺身とかは難しいけど、煮るのと焼くのはそれなりに初心者でも出来るし。揚げ物は、箸でものの比重を感知できる程度の熟練が必要かも。
切るのは飛んでもなく難しいから、スーパーで買うなり、店で食えと。特に、マグロとか、ブリとか、デカい魚は難しい。あと、包丁もちゃんとしてないと話にならねー。
然し乍ら、イワシとか、秋刀魚とか、アジとか、そういう小さめの魚はその限りではないです。